ウコンと別種

屋久島ガジュツ粒(100粒) [M便 1/3]

 

ガジュツは「我朮」と書き、ショウガ目ショウガ科ウコン属の多年草で、別名紫ウコンとも呼ばれており、ウコン(別名:秋ウコン、ターメリック)、春ウコン(別名:キョウオウ)などと共に人気の健康食品となっています。ちなみにガジュツは沖縄ではムラサキウッチン、屋久島ではガゼツとも呼ばれています。

 

まず、ウコンについてですが、もともとウコンという植物は高温多湿を好む、南アジア、アジア、アフリカ、中南米各大陸の熱帯から亜熱帯にかけて広く分布するショウガ科の多年草で、東インド地方では紀元前970年頃からウコンの栽培が始まっていたといわれる歴史があります。

 

こうしてウコンの塊根や根茎は、古くから食品や香辛料、衣服の染料や生薬として広く利用されてきており、食と医薬との関係が深い植物です。

 

一般的には、根茎を乾燥して粉砕したものを食べたり、根茎を薄く切って乾燥したものをお茶にして飲んだりします。

 

現在、国内における薬系、食品系の健康食品関連で常に上位に位置する代表的な健康食品になっています。

 

そのグループであるガジュツですが、これはヒマラヤが原産で、ウコンに比べ寒さに弱いので、日本では屋久島、沖縄などの温暖な地方で栽培されています。葉は数枚で、根生して長柄があり、長さは数十センチあります。

 

下部は紫がかっていて、葉間に広い楕円形の穂状花序があるのが特徴です。ガジュツは、日本薬局方に収録では根茎が生薬として用いられており、芳香健胃作用があるので、ウコンよりも薬効は強いとされています。生薬としては「我朮」と呼ばれます。